四天王プロレス全盛期。断崖技の応酬からカウント2.9の連続で、凄みは感じさせるが、武道館は満員になるものの、メディアや地方会場までは届かない。
四天王のタイトルマッチが続き、マンネリの予感が。
それを打開するために新しい風を入れる。
ついに馳浩が本格参戦。
Twitchで配信:https://www.twitch.tv/hanna31031
<史実の試合結果> 参考:プロレス試合結果データべース https://prowrestlingdata.com/ 全日本プロレス「’96世界最強タッグ決定リーグ戦」第11戦1996年11月29日 札幌中島体育センター ④○藤原喜明 渕正信(15分34秒 ワキ固め)本田多聞 ×浅子覚 藤原喜明「相変わらずザコばっかり。やってるうちにだんだんイライラしてきた。ぶっ殺すほどの相手じゃない。(今後の参戦について)まだわからない。でも、カードはスペードのエースじゃないとヤダよ。」 渕正信「浅子のほうが闘志をむき出しにしてきた。あれで多聞がもうちょっと頑張れば・・・。(藤原喜明について)あの年齢であれだけの闘志を持つっていうのは色んな団体を渡り歩いている覚悟が見える。一カ所一カ所が勝負なんだというその覚悟が。俺にも、全日本がなめられちゃいけないという気持ちがあるけどね。」 浅子覚「絞め技がきつい。なめたような態度はあの人の作戦。最初からあんな感じでくると思ってた。」 <1997年> 全日本プロレス「’97新春ジャイアントシリーズ」 ●馳浩が参戦開始。サブゥーも引き続き参戦 全日本プロレス「’97新春ジャイアントシリーズ」開幕戦1997年1月2日 後楽園ホール ①○馳浩(9分31秒 ノーザンライトスープレックスホールド)×志賀賢太郎 馳浩「第1試合は久しぶり。一番最初に全日本プロレスの今年のスタートが私の曲から始まったっていうのは嬉しい。この後またバトルロイヤルで頑張る。」 志賀賢太郎「いい経験させてもらいました。試合はまったく話にならなかった。情けない。ビッグネームだし威圧感があった。道場での練習ぶりも凄かった。小橋さんの新日本版のような感じがした。」 全日本プロレス「’97新春ジャイアントシリーズ」第2戦1997年1月3日 後楽園ホール ①○馳浩(16分9秒 ノーザンライトスープレックスホールド)×マウナケア・モスマン 馳浩「一発一発当たりが弱い。やってて物足りなかった。」 全日本プロレス「’97新春ジャイアントシリーズ」第3戦1997年1月5日 博多スターレーン ②○馳浩(9分45秒 ノーザンライトスープレックスホールド)×浅子覚 馳浩「体ごとぶつかってくるっていうのがいい。それに尽きる。気持ちよく試合できた。」 全日本プロレス「’97新春ジャイアントシリーズ」第4戦1997年1月6日 福岡・北九州市西日本総合展示場 ②○馳浩(12分8秒 ノーザンライトスープレックスホールド)×井上雅央 馳浩「大きくていいんだけど、もっと積極的に攻めてきてもいいんじゃないかな。間がありすぎる。宝の持ち腐れ。スタミナを考えないでガンガン来た方がいい。化ける選手だと思うけど、ヒジとかヒザの使い方が下手。もっと相手を見て。いい物を持ってるんだから。」 井上雅央「元気があって素晴らしい。ああいうのは見習わないと。」 全日本プロレス「’97新春ジャイアントシリーズ」第6戦1997年1月8日 高知県民体育館 ④○馳浩 本田多聞(15分40秒 ノーザンライトスープレックスホールド)秋山準 ×浅子覚 馳浩「(秋山準について)腰が悪そうだけどガッツがあるし、いいんじゃない?今日は前戯だけで終わったかな(笑)まだまだクライマックスにいってないよ。」 秋山準「うまいと思う。自分の流れっていうか、世界に引き込むのが。ニュアンスは違うけど、小橋さん的なものがある。」 本田多聞「ちょっと固くなったけど、組むとすごく頼もしい。84年のロサンゼルス以来久しぶりに同じリングに立って・・・お互い好きなことを続けてよかったんじゃないかなと思う。」
0 件のコメント:
コメントを投稿