四天王プロレス全盛期。断崖技の応酬からカウント2.9の連続で、凄みは感じさせるが、武道館は満員になるものの、メディアや地方会場までは届かない。
四天王のタイトルマッチが続き、マンネリの予感が。
そんな中、オブライトの参戦があり、1996年9月神宮大会で高山の対戦相手に困ったUインターに馬場が川田を送り込み。ここから時代が動きはじめる!
Twitchで配信:https://www.twitch.tv/hanna31031
<史実の試合結果> 参考:プロレス試合結果データべース https://prowrestlingdata.com/ ●川田がUインター神宮へ。高山、全日本と遭遇! UWFインター「SUDDEN DEATH~旗揚げ5周年記念特別興行ファイナル~」1996年9月11日 東京・神宮球場 ○川田利明(8分29秒 ジャンピングハイキック→体固め)×高山善廣 川田利明「こういう機会を与えてくれた馬場さんに感謝したい。彼のことは全く知らなかったがいい選手だと思う。力を持ってる選手だと思うけど、いらないところで力が入ってる。だから、ある程度キャリアを積めばいい選手になると思うよ。大きいし。試合中は歓声が聞こえなかった。外の試合って全部抜けちゃうでしょ。風で流れちゃうっていうか。リングに向かってこないっていうか。試合が終わってこれだけ呼吸が乱れてないっていうのはやっぱりペース配分。余裕があったからペース配分ができた。やばいと思う瞬間はなかったけど、最後に顔面蹴りを返されたのが悔しかった。彼も名前を売るのにいいチャンスだったんじゃないの?普段のファイトスタイルを知らないけど、俺は全日本プロレスのプロレスをやっただけ。(メインイベントについて)見たいけど、見てたら帰り、お客さんが混みそうだから(笑)高山の顔?うちにはもっと怖いのがいるよ(本田多聞を指しながら)」 高山善廣「チャンスをもらえるなら、全日本のどんな会場にでも行ってもう1回やらせてもらいたいですね。どんな地方の会場でも川田選手とやらせてくれるなら。今はもう川田選手しか目にないです。川田選手の方が器が大きい、そう感じた。 ●1996年11月16日 後楽園ホール大会で、馳浩入場。入団発表 ●ECWサブゥーが1996年の最強タッグにオブライトと組んで参戦 全日本プロレス「’96世界最強タッグ決定リーグ戦」第5戦1996年11月21日 博多スターレーン ⑥○小橋健太 パトリオット<10点>(15分6秒 ハーフネルソンスープレックス→片エビ固め)ゲーリー・オブライト ×サブゥー<2点> 小橋健太「(サブゥーについて)チョップが効いても必死に食らいついていこうというのがすごく見えた。昔、菊地さんが体で負けても気持ちで負けないっていうのがあった。あれに近い。そういう意味で可能性を秘めてる。いい選手になると思う。」 全日本プロレス「’96世界最強タッグ決定リーグ戦」第6戦1996年11月22日 岡山武道館 ⑤ゲーリー・オブライト ○サブゥー<4点>(13分30秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め)スタン・ハンセン ×大森隆男<2点> 全日本プロレス「’96世界最強タッグ決定リーグ戦」第8戦1996年11月24日 京都KBSホール ⑤川田利明 ○田上明<8点>(12分51秒 ノド輪落とし→片エビ固め)ゲーリー・オブライト ×サブゥー 川田利明「ケガするとイヤだから何もやらなかった。受けるだけ受けたけど。サブゥーはうちに合わないよ。自分の素質を出せるところに行った方がいいと思う。もったいない。潰しちゃってもいいんだけどかわいそうだから。」 全日本プロレス「’96世界最強タッグ決定リーグ戦」第9戦1996年11月26日 北海道・函館市民体育館 ⑦○三沢光晴 秋山準<7点>(13分31秒 タイガードライバー→エビ固め)ゲーリー・オブライト ×サブゥー<4点> 秋山準「(サブゥーについて)一言で言えば、とにかく合わない。見様見真似でレスリングは出来るかもしれないけど、プロレスは出来るのかなと。あれがあの人のプロレスなんだろうけど、僕とは考え方があまりにも違う気がする。」 ●あのテロリストの地、札幌中島体育センターで藤原喜明(+ドン荒川)参戦! 全日本プロレス「’96世界最強タッグ決定リーグ戦」第10戦1996年11月28日 札幌中島体育センター ④○藤原喜明 ドン荒川 本田多聞(18分37秒 腹固め)ジャイアント馬場 渕正信 ×井上雅央 渕正信「(藤原喜明について)もっと不器用な男だと思ってたけど、考えていたより器用な選手だった。ゴッチの匂い?全然。むしろヘッドバットでガンガンきたからレスラーっていうよりファイターという感じがした。やっぱり緊張感がある。俺、ああいうの好きだから。一騎打ちをやってみたいという気はある。」 井上雅央「知らない相手とやるのは緊張感があります。結果がすべて。全日本の人間として恥ずかしい。」 ドン荒川「正直言いますとですね、僕は馬場さんにカンチョーを狙ってたんです。」 ジャイアント馬場「(藤原喜明について)聞くだけ野暮だろう。見ての通りだよ。俺の口からはダメとか何とか言えない。仮によくてもいいとは言えない。まあいい選手だよ。俺が全日本に上げただけの価値はある。」 藤原喜明「人をテストしやがって。トップとかナンバー3くらいとやらせてくんないと・・・明日はぶっ殺してやる!」 川田利明「試合は面白かったよ。(藤原喜明について)いいんじゃないの?プロレスは違うけどな。シングルでやろうか?やってもいいよ。」
0 件のコメント:
コメントを投稿